7月マンスリーコーヒー　〈エルサルバドル〉ビスタ・エルモサ農園

エルサルバドルは小さな国ですが、かつて世界第4位のコーヒー生産国であり、今なお高品質なコーヒーを生産しています。特にブルボンやパカマラといった優れた品種で知られ、パカスやパカマラはエルサルバドル発祥の人気品種で、高い評価を受けています。他国ではスペシャルティコーヒーの生産に多額の投資や訓練が必要ですが、エルサルバドルには熟練した労働力と栽培の伝統があります。生産者は情熱を持って作物の改良に取り組み、長い乾季による天日干しのしやすさなど、コーヒー生産に最適な条件を満たしています。
ホセ・グティエレスは三代目のコーヒー生産者です。1980年代に家族が生産を中止してから約25年後の2005年、スペシャルティコーヒーへの関心の高まりを受けて、ホセは情熱を取り戻し、大きな期待を抱いてコーヒー生産を再開しました。